タイトル
『海辺のエトランゼ』が“BLの入門書”と称される理由 優しさに満ちた世界
URL
https://realsound.jp/book/2020/09/post-623784.html
媒体
RealSound ブック
ウラ話
リアルサウンドブックにて執筆した『海辺のエトランゼ』のレビューです。この媒体で初めての仕事だったので緊張しながら書いたのを覚えています。またキャラクターの声優さんや劇場版アニメ公式にRTしていただいたので、思った以上にたくさんの人に読んでいただけたようです。よかった……。いいよね、海辺のエトランゼ。
関連記事
BL群像劇『ギヴン』はなぜ深く感情移入できる? 読み手に想像させる「余白」の妙
バンドを舞台に繰り広げられる青春と恋愛を描いたBL群像劇『ギヴン』の劇場版が、好調だ。興行通信社のミニシアターランキングでは、8月22日の公開日から5週連続で1位を獲得している。原作は「シェリプラス」(新書館)にて連載中の同名コミックで、2...
『同級生』シリーズが“青春BLの金字塔”とされる理由 色褪せることのない、佐条と草壁の恋物語を考察
こんな恋愛がしてみたかった――。青春恋愛モノの初々しさや瑞々しさに、どうしてこうも憧れてしまうのだろうか。その理由はきっと、物語中の青春や恋が現実にないとまでは言わないものの、そう簡単に叶うものではないと知ってしまったからだと思う。 やすや...
『同級生』BLをファンタジーとして消化させない——佐条と草壁の恋にリアリティを感じる理由
昨今のBL漫画において同性であることが恋愛のハードルとなっている描写は、以前よりも薄れてきているように感じる。主人公の友人が、カミングアウトをすんなりと受け入れる描写も珍しくない。 どこにでもある恋愛として日常に溶け込んでいるような感覚にな...
任侠BL『囀る鳥は羽ばたかない』過激な描写でも支持される理由とは? 矛盾に満ちたキャラの“人間味”
あまりにも刺激的なBL漫画がある。『囀る鳥は羽ばたかない』だ。極道社会を舞台に、真誠会若頭の矢代(やしろ)とその付き人兼用心棒の百目鬼力(どうめき ちから)の変化していく関係を描いた作品だ。 本作は一般常識が通用しない任侠モノとはいえ、暴力...
キリンの首はなぜ長いデザインに? 『天地創造デザイン部』は“楽しく学べる”コメディ漫画の新境地へ
なぜキリンの首は長いのか。ゾウの耳は大きいのか。生き物の形状や生態について、このように改めて聞かれて答えられる人は、そう多くはないと思う。そんな普段何気なく目にする生き物たちの「言われてみれば」な一面を解明してくれる漫画がある。『天地創造デ...
コメント